春になると、なぜか少し不安定になる。
風はやわらかいのに、肌は落ち着かない。
花粉や気温の変化に、頬が正直に反応する。
夏は汗とともに、べたつきが気になりはじめる。
紫外線の強さを思い出して、少しだけ慎重になる。
鏡の前で「今日は大丈夫かな」と確認する朝。
秋はほっとするけれど、乾燥の気配が忍び寄る。
冬になれば、空気は澄む代わりに水分を奪っていく。
季節が変わるたび、肌もまた、静かに揺れる。
同じケアをしているつもりでも、
同じ結果にはならない。
それが少し難しくて、少し面白い。
季節と一緒に揺れる肌。
不安定だからこそ、丁寧に触れたくなる。
今日の空気を感じながら、
今日の肌に合わせて整えていく。
変わり続けることは、悪いことじゃない。
揺れながら、また戻っていく。
その繰り返しの中で、私は自分の肌を少しずつ知っていく。
0 件のコメント:
コメントを投稿