肌の調子は、
夜の過ごし方で、
だいたい決まっている。
高い化粧水を使った日より、
ちゃんと眠れた日のほうが、
朝の鏡はやさしい。
夜更かしした翌朝、
肌は少し鈍い。
触ると硬くて、
色もくすんでいる。
特別なトラブルがなくても、
なんとなく元気がない。
AIは、
睡眠中に肌が修復されると教えてくれる。
ターンオーバーや、
成長ホルモンや、
そういう話を並べてくれる。
理屈としては、
とても正しい。
でも私は、
寝不足の顔を見れば、
だいたい納得してしまう。
説明はいらないくらい、
肌は正直だ。
スキンケアを丁寧にした夜ほど、
なぜかスマホを長く見てしまったりする。
早く寝ればいいのに、
その「少し」ができない。
そして翌日、
肌に文句を言う。
自分で原因を作ったことは、
だいたい忘れている。
睡眠は、
一番シンプルで、
一番効果のあるケアなのに、
一番後回しにされやすい。
何かを塗るより、
何かを足すより、
早く布団に入ること。
それができた日は、
肌も静かだ。
完璧な睡眠じゃなくていい。
短くても、
深く眠れた感覚があれば、
それだけで違う。
肌と睡眠は、
ちゃんとつながっている。
だから今日は、
スキンケアを早めに終わらせて、
何も考えずに目を閉じる。
それがきっと、
明日の肌に、
一番やさしい選択だと思っている。
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