スキンケアって、なんとなくで続けてきました。
ドラッグストアで目に入ったものを手に取って、
SNSで見かけた「良いらしい」を信じて、とりあえず塗ってみる。
それでも悪くはなかったと思います。
でも、ふとした瞬間に思いました。
「これ、本当に自分に合ってるのか?」と。
そこから少しずつ調べ始めました。
難しそうな言葉に何度もつまずきながら、
それでも一つひとつ拾っていくように。
まず知ったのは、肌には“役割”があるということです。
ただ綺麗に見せるためのものじゃなくて、
外からの刺激を防ぐためのバリアのような存在だということ。
だから、やりすぎると壊れることもあります。
洗いすぎも、こすりすぎも、与えすぎも。
良かれと思っていたことが、逆に肌を疲れさせていることもあるのです。
それを知ってから、少しだけやり方を変えました。
落とすことはやさしく、でもきちんと。
与えるものはシンプルに、必要な分だけ。
保湿って、ただしっとりさせることだと思っていました。
でも実際は、水分を入れて、逃がさないようにすること。
その“順番”と“バランス”が大事だということもわかりました。
化粧水、美容液、乳液、クリーム。
名前だけ見れば当たり前の流れですが、
意味を知ると少しだけ見え方が変わります。
そしてもう一つ意外だったのは、
「全部やればいいわけじゃない」ということです。
肌質や季節で必要なものは変わるし、
むしろ減らした方が調子がいい日もあります。
正解はひとつじゃない。
でも、間違いに気づくことはできます。
たとえば、なんとなくピリつくのに使い続けていたり、
流行っているからという理由だけで選んでいたりすること。
少し立ち止まって、自分の肌の反応を見るだけで、
それはちゃんと教えてくれます。
良いか、合っていないか。
無理していないか。
プロではないけれど、ここまで調べて、試して、失敗して、
やっとひとつわかったことがあります。
スキンケアは「増やすこと」じゃなくて、「整えること」なんだと思います。
静かな夜、鏡の前で肌に触れるとき、
ほんの少しだけ、その日の自分の状態がわかります。
完璧じゃなくていい。
でも、なんとなくじゃなくなった。
それだけで、少し前に進めている。
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