2026年2月25日水曜日

鏡の前の小さな対話

洗面台の前に立ち、何気なく鏡をのぞき込む。
そこにいるのは、いつもの自分。
でもよく見ると、昨日とは少しだけ違う顔をしている。

目の下の影。
頬の乾き。
小さな吹き出物。
肌は、言葉を使わずに今日の状態を教えてくれる。

「昨日、ちょっと無理した?」
そんなふうに問いかけられている気がすることもある。
そして私は、化粧水を手に取りながら心の中で返事をする。
「少しだけね」と。

スキンケアは作業のようでいて、実は対話なのかもしれない。
肌に触れながら、自分の生活や気持ちを振り返る時間。
誰にも見えない、小さなやりとり。

鏡の前の数分間。
それは外見を整える時間であると同時に、
自分自身と向き合うための静かな時間でもある。

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