スキンケアをしていると、ふと思うことがあります。
同じように化粧水をつけて、
同じように保湿をして、
同じように肌に気を使っているはずなのに、
肌が少しずつ変わっていく人と、
あまり変わらない人がいるのは、なぜなんだろうと。
高いものを使っているかどうか。
有名なものを使っているかどうか。
もちろん、それも少しは関係あるのかもしれません。
でも本当の差は、
もっと地味なところにある気がします。
たとえば、毎日続けられるかどうか。
肌は、今日がんばったから明日いきなり別人のように変わる、
というものではないと思います。
一日だけ丁寧にしても、
次の日に雑にして、
また数日あけて、
気が向いたときだけがんばる。
それでも何もしないよりはいいのかもしれませんが、
肌はたぶん、そういう気まぐれよりも、
毎日の小さな積み重ねを見ているのだと思います。
肌が変わる人は、
特別なことをしているというより、
当たり前のことをやめない人なのかもしれません。
洗いすぎない。
こすりすぎない。
保湿を忘れない。
日差しを甘く見ない。
睡眠を削りすぎない。
こうして並べると、
どれも派手ではありません。
でも、肌にとっては、
そういう地味なやさしさのほうが、
大きな差になるのかもしれません。
逆に、肌が変わりにくいときは、
何かを足すことばかり考えてしまいます。
もっといい美容液。
もっと強い成分。
もっと評判のいい商品。
でも本当は、
足す前に見直すことも大事なのだと思います。
肌を触りすぎていないか。
強く洗いすぎていないか。
乾燥したまま放っていないか。
夜更かしが続いていないか。
気づかないうちに無理をしていないか。
肌は、生活の鏡のようなところがあります。
心が疲れているとき、
睡眠が足りないとき、
食事が乱れているとき、
肌にも少しずつ出てしまうことがあります。
だからスキンケアは、
肌だけをきれいにする時間ではなく、
自分を少し整える時間でもあるのかもしれません。
化粧水をつける。
クリームをなじませる。
鏡を見る。
今日の肌を確認する。
その時間に、
自分を責めるのではなく、
「今日もおつかれさま」と思えるかどうか。
それだけでも、
スキンケアの意味は少し変わる気がします。
肌が変わる人と変わらない人の差は、
もしかすると、完璧さではないのだと思います。
高級なものを全部そろえることでも、
毎日完璧に美容をこなすことでもなく、
自分の肌を見捨てずに、
小さく続けられるかどうか。
すぐに結果が出なくても、
焦らず、比べず、
自分の肌と付き合っていけるかどうか。
肌は、急には変わらない。
でも、毎日の扱い方は、
少しずつ肌に残っていく。
そう考えると、
今日のスキンケアも、
ただの作業ではなく、
未来の自分への小さな手紙のように思えてきます。
肌が変わる人は、
肌に魔法をかけているのではなく、
毎日少しずつ、
自分にやさしくすることを続けている人なのかもしれません。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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