肌のために、と思ってやっていたことがありました。
それは、丁寧に洗うこと。
何度も化粧水をつけること。
気になるところを、つい触って確認すること。
自分では、ちゃんと肌を大事にしているつもりでした。
でもある時、ふと気づいたんです。
肌の調子がよくなるどころか、
なんとなく乾燥している。
赤みが出やすい。
小さなざらつきも増えている。
あれ、もしかして、
やりすぎていたのかなと思いました。
肌のために洗っていたつもりが、
必要なうるおいまで落としていたのかもしれない。
肌のために何度も触っていたつもりが、
その刺激が負担になっていたのかもしれない。
肌のためにいろいろ足していたつもりが、
肌からすると少し忙しすぎたのかもしれません。
スキンケアって、
たくさんやればやるほど良いものだと思っていました。
高いものを使う。
種類を増やす。
時間をかける。
念入りにケアする。
そういうことが、肌への愛情だと思っていました。
でも、肌は意外と静かなものを求めているのかもしれません。
必要以上にこすらない。
洗いすぎない。
触りすぎない。
合わないものを無理に使い続けない。
そんな当たり前のことのほうが、
実は大事だったりします。
それから少しだけ、スキンケアをシンプルにしてみました。
洗顔はやさしく。
タオルで拭く時も押さえるように。
肌を何度も確認しない。
調子が悪い日は、あれこれ足さずに休ませる。
すると、すぐに劇的に変わったわけではありません。
でも、肌を責めるような気持ちは少し減りました。
前は、肌荒れを見るたびに、
もっと何かしなきゃと思っていました。
でも今は、
何もしすぎないことも、ひとつのケアなのかもしれないと思います。
もちろん、肌質は人それぞれです。
合うものも、合わないものも違います。
でも、自分の肌にとって、
それが本当にやさしいことなのか。
一度立ち止まって考えるのは、
意外と大事なことだと思いました。
肌のためと思っていたことが、
肌には少し重たかった。
そんなこともあるんだなと、
今になってようやく気づきました。
スキンケアは、頑張ることだけじゃない。
肌に触れる手を、少しやさしくすること。
肌の声を、少し静かに聞くこと。
それだけでも、きっと立派なケアなんだと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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