夜、洗面所の電気をつけて、鏡の前に立つ。
今日も一日、よう働いたなあと思いながら、洗顔料を手に取る。この瞬間が、実はけっこう好きです。
仕事で疲れた日も、人間関係でちょっとモヤッとした日も、スキンケアの時間だけは、誰にも邪魔されません。スマホを置いて、ただ自分の顔と向き合う。考えてみれば、一日の中でそんな時間はほとんどないんですよね。
手のひらで温めるところから、もう始まっている
化粧水を手に取って、手のひらでじんわり温める。顔にそっと押し当てると、ひんやりした感触のあとに、じわっと肌になじんでいく。
この「そっと」が大事やなと、最近よく思います。
普段の生活では、自分にけっこう雑なんです。ご飯は適当、睡眠は削る、しんどくても「まあ大丈夫やろ」で済ませる。他の人にはもう少し優しくするのに、自分のことになると途端に後回し。
でも、スキンケアのときだけは違う。力を入れすぎず、ゆっくり、丁寧に。「ここ乾燥してるな」「今日はちょっと疲れた顔やな」と、自分の状態に気づく時間にもなっています。
高いものを使わなくてもいい
スキンケアと聞くと、「高い化粧品を揃えなあかん」と思う人もいるかもしれません。でも、大事なのは値段やないと思うんです。
- 使うたびに「ええ匂いやな」と思えること
- 肌に塗って、ほっとできること
- 続けられる手軽さであること
この三つが揃っていれば、それで十分。大事なのは、「自分のために時間を使った」という実感のほうです。
続けているうちに、気持ちも変わってきた
不思議なもので、毎日続けていると、肌だけでなく気持ちも少し変わってきます。
調子の悪い日でも、「とりあえずスキンケアはしたな」と思えると、自分に最低限のことはしてあげられた気がして、少し安心できる。逆に、元気な日は、その元気を肌にも分けてあげるような気持ちになれる。
大げさな自分磨きじゃなくていい。ほんの数分の積み重ねが、「自分を大事にしている」という感覚をそっと育ててくれるんやと思います。
今日も、鏡の前で
さて、今夜もそろそろスキンケアの時間です。
特別なことはしません。いつもの化粧水と乳液を、いつものようにそっとなじませるだけ。それでも、終わったあとは、少しだけ気持ちが軽くなっています。
自分の顔に触れて、「今日もお疲れさん」と心の中で言ってあげる。そんな小さな習慣が、毎日をちょっとだけ優しくしてくれる気がします。
みなさんは、スキンケアの時間、どんなふうに過ごしていますか?
今日の自分に、少しだけ優しくできますように。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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