朝、洗面台の前に立つ。夜、お風呂上がりに鏡をのぞく。
スキンケアって、毎日やっているのに、気がつくと「作業」になっていることはありませんか。
化粧水をぱしゃぱしゃ。乳液をさっと。クリームを塗って、はい終了。頭の中ではもう、次の予定や明日の仕事のことを考えている。私にも、そんな日がよくあります。
でもふと思ったんです。一日のなかで、自分の肌に直接ふれる時間って、意外と少ないなと。
自分の顔にふれる、貴重な数分間
考えてみると、人は一日中いろんなものにふれています。スマホ、キーボード、ドアノブ、吊り革、カバンの持ち手。
そのなかで、自分の顔や肌にふれる時間は、ほとんどスキンケアのときだけかもしれません。
だったらその数分間は、ただ「やらなきゃいけないこと」にしてしまうのはもったいない。そう思うようになりました。
「今日の肌」に気づくだけでいい
大げさなことをしようという話ではありません。高い化粧品を買うとか、1時間かけてパックをするとか、そういうことでもなくて。
私が意識しているのは、たったこれだけです。
- 化粧水をつけるとき、手のひらで肌の温度を感じてみる
- 「今日はちょっと乾燥してるかな」「なんか疲れ顔やな」と心の中でつぶやいてみる
- ぐいぐいこすらず、包み込むようにゆっくりなじませる
これだけで、不思議と気持ちまで落ち着いてきます。
肌の調子って、睡眠不足や疲れ、季節の変わり目にすぐ出ますよね。だから肌にふれることは、自分のコンディションを確かめる時間でもあるんだと思います。
急いでいる日こそ、ひと呼吸
もちろん、毎日ゆっくりなんてできません。朝は時間がないし、夜は疲れて、もう何もしたくない日もあります。
そんな日は、全部丁寧にやろうとしなくて大丈夫。
たとえば、乳液をなじませるときだけ、ゆっくり深呼吸する。それだけでも、「今日もお疲れさま」と自分に声をかけたような気持ちになれます。
完璧を目指すと続かないので、できる日にできる分だけ。そのくらいの距離感が、長く続くコツかなと思っています。
触れ方は、自分への態度かもしれない
乱暴に扱えば、肌は荒れやすくなります。やさしく扱えば、少しずつ応えてくれる。
肌の話をしているようで、これって自分自身との付き合い方にも似ている気がするんです。
忙しさにかまけて雑に扱ってしまう日もあるけれど、せめてスキンケアの数分間だけは、自分にやさしくしてあげたい。
おわりに
肌にふれる時間は、一日のなかのほんの数分です。
でもその数分を「ただの作業」にするか、「自分を大切にする時間」にするかで、一日の終わり方も、次の日の始まり方も、少しずつ変わっていく気がします。
今夜、鏡の前に立ったら、いつもより少しだけゆっくり、肌にふれてみてください。
手のひらのあたたかさに、ほっとできるかもしれません。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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