正しい洗顔の方法なんて、
本当にあるのだろうかと、ふと思う。
若いころは、とにかくゴシゴシ洗えばいいと思っていた。
さっぱりすれば、それで正解だと思っていた。
でも肌は、そんなに単純じゃない。
洗いすぎれば乾燥する。
洗わなければベタつく。
そのあいだの、ちょうどいい場所を探すのが、
きっと「正しい」に近いのだと思う。
まずは、ぬるま湯。
熱すぎるお湯は、必要なうるおいまで連れていってしまう。
冷たすぎても、汚れは落ちにくい。
そして、しっかり泡立てること。
手のひらで洗うのではなく、
泡で包むように洗う。
肌をこするのではなく、
泡を転がすように、やさしく。
急いでいる朝ほど、
つい力が入ってしまう。
でも本当は、そんなときこそ丁寧に。
すすぎは思っているより長めに。
フェイスラインや生え際は、意外と泡が残りやすい。
タオルで拭くときも、こすらない。
押さえるだけでいい。
正しい洗顔の方法。
それは、テクニックというより、
自分の肌を雑に扱わないという姿勢なのかもしれない。
今日の肌はどうだろう。
乾いていないか。
荒れていないか。
鏡を見る時間は、
自分の調子を確認する時間でもある。
きれいになりたいというより、
ちゃんと自分を扱いたい。
正しい洗顔は、
そのための、小さな習慣なのだと思う。
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